共働き子育て世帯が住宅を購入する際のポイントを前後編にわたってお伝えしています。前回は住宅購入にあ

一戸建て?マンション?共働き子育て世帯が住宅を購入するポイントを解説<後編>

2023年4月13日
  • 一戸建て?マンション?共働き子育て世帯が住宅を購入するポイントを解説
共働き子育て世帯が住宅を購入する際のポイントを前後編にわたってお伝えしています。前回は住宅購入にあたって考えておきたい7つのポイントと、一戸建てのメリット・デメリットをお伝えしました。(前編はこちらをご覧ください)
前回のおさらいとして、共働き子育て世帯が住宅を購入するにあたって考えておきたいポイント7つを再度確認しておきましょう。
共働き子育て世帯の住宅購入で考えておきたい7つのポイント
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  • 1. 通勤の利便性
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  • 2. 教育施設までの距離
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  • 3. 周辺の治安
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  • 4. 実家との距離
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  • 5. 物件の広さ
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  • 6. 住み替えの柔軟性
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  • 7. 住宅ローンの返済プラン
これらのポイントを踏まえて、後編ではマンションのメリット・デメリットと、一戸建てとマンションの総合比較について述べていきます。

マンションの4つのメリット

  • jutakukonyu7
共働き子育て世帯がマンションを選ぶおもなメリットは次の4つです。
マンションの4つのメリット
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  • 1. 立地の良い物件が多い
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  • 2. 共用施設を活用できる
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  • 3. セキュリティ対策がととのっている
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  • 4. 修繕の手間がかからない
マンションにはマンションならではの良さがあります。ひとつずつ解説します。
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    1. 立地の良い物件が多い
    マンションは戸建てとくらべて立地の良い物件が多い点が大きなメリットです。街の再開発によって交通アクセスの良い場所にマンションが建ったり、大型ショッピングモール周辺にマンションが建ったりと、新築や築浅でも比較的立地の良い物件が見つかりやすいでしょう。中古マンションも視野に入れれば選択肢はぐっと広がります。
    共働き世帯にとって重要なポイントである通勤のしやすさは、マンションに軍配が上がるでしょう。
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    2. 共用施設を活用できる
    マンションのなかには保育園やスーパー、集会スペースなどさまざまな施設が併設されている物件もあります。あたりまえのようですが、もっとも便利なのはゴミ集積所でしょう。24時間いつでもゴミ出しができる物件が多く、共働きで早朝や夜遅くにしかゴミ出しが難しいご家庭にとって非常にありがたい設備です。
    また集会スペースを利用して英会話・習字などの習いごと教室やベビーシッターサービスなどを運営するマンションもあり、子育て層の有力なサポートになります。
    さまざまなサービスや習いごと、イベントが充実したマンションは同世代の子を持つ入居者が多い傾向にあり、子どもどうし、親どうしのつながりを築きやすいでしょう。学校についての情報交換や、習いごとのお迎えなどお互いにサポートしあえる仲間をつくりやすい点は心強いですね。
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    3. セキュリティ対策がととのっている場合が多い
    一戸建てでは各ご家庭で施さなければならない防犯対策ですが、マンションであればオートロックや監視カメラが設置されている物件や、管理人が常駐している物件も多くあります。
    最近では「IoTマンション」といって自宅の様子をスマホで確認できる物件も登場しています。お子さんの帰宅や施錠の状態を出先からスマホで確認できるほか、自宅内のカメラを通じてお子さんの様子を見守り、会話もできる安心感の高いシステムです。
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    4. 修繕の手間がかからない
    一戸建てでは修繕やメンテナンスの手間もかかります。業者との立ち会いが必要な作業であれば、修繕工事をおこなえる日時も限られるでしょう。しかしマンションであれば管理組合や管理会社が定期清掃や定期メンテナンス、修繕をおこなってくれるため、住民の手間がかかりません。
    その代わりに管理費や修繕積立金を支払う必要があります。維持費や駐車場代といった毎月かかる費用を踏まえて住宅ローンの返済計画を組みましょう。

マンションの4つのデメリット

  • jutakukonyu8
ここからはマンションのデメリットに目を向けていきます。一戸建てと比較したマンションのデメリットはおもに次の4つです。
マンションの4つのデメリット
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  • 1. 価格が高い
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  • 2. 居住スペースが狭い
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  • 3. リノベーションの自由度が低い
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  • 4. 騒音や振動のトラブルが起きやすい
集合住宅であるマンションは一戸建てとくらべるとどうしても、さまざまな制限が発生します。
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    1. 費用が高い
  • jutakukonyu9
建設産業・不動産業:不動産価格指数 - 国土交通省をもとに当事務所が作成

上のグラフは南関東圏における不動産価格指数の2008年4月〜2022年11月までの推移を表しています。2010年の不動産価格を100とした指数で、2008年にはリーマンショックの影響で低迷しました。しかし2013年頃から上昇に転じて2022年11月までほぼ右肩上がりです。2022年11月時点で一戸建ては+22.8%であるのに対してマンションは+80.8%も上昇しています。
また、マンションは管理費修繕積立金が毎月かかります。修繕は一戸建てでも必要ですが、管理費の分マンションの方がコストは高くなります。また、車があれば駐車場代がかかります。買った後のランニングコストもマンションの方が高くなります。購入を検討するときは、一戸建て以上にローン以外にもランニングコストを考えて購入の判断をしなければなりません。
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    2. 居住スペースが狭い
    マンションは一般的に一戸建てより居住スペースが狭い点もデメリットといえます。間取りは3LDKが多く、4LDK以上のマンションはあまり多くありません。たとえばお子さんが2人以上いるご家庭で、お子さん一人ひとりに子ども部屋を与えるとなると3LDKでは足りませんよね。さらにご夫婦両方もしくは片方がリモートワークとなると、仕事に集中できる環境を確保するのも難しいかもしれません。
    一方マンションはワンフロアで死角が少ないため、お子さんの行動に目が行き届きやすいともいえます。くわえて段差も少なく、小さなお子さんや老後の暮らしには安全であるといった側面もあります。
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    3. リノベーションの自由度が低い
    マンションの構造や管理規約によってリノベーションやリフォームに制限がかかるかもしれません。とくに間取りを変えるようなリノベーションを施す場合は思いどおりの間取りを実現できないことも…。またリノベーションをおこなえるのは基本的には内装のみです。共用部分となる外装には手が加えられません。
    購入費用が比較的安い中古マンションにリノベーションを施して理想の住まいを実現するケースも増えていますが、やはり自由度は一戸建てには敵わないといえるでしょう。マンションのリノベーションを検討している方はリノベーションできる範囲や管理規約など、事前の確認が欠かせません。
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    4. 騒音や振動のトラブルが起きやすい
    子育て世帯の多いマンションでは、お隣や上下の家庭から子どもの足音や泣き声が聞こえてくるかもしれません。また同様に隣接世帯への騒音や振動に気を遣う必要があります。ご近所と生活の時間帯が異なる場合は、より気配りが必要です。
    お互いさまとはいえ同じマンションの住民どうし、できれば険悪な雰囲気にはなりたくないものです。最近は防音性の高いマンションも増えていますが、事前の内覧で音や振動がどれだけ響くかを確認しておくと安心でしょう。

将来の家族構成やライフスタイルを踏まえて優先順位づけを

前後編のまとめとして、一戸建てとマンションを総合的に比較して下表にまとめました。
  • jutakukonyu10
一戸建ては自由度が高く、庭や駐車場を設けられる、ペットと一緒に暮らせるといった利点がありますが、交通アクセスや防犯、住み替えやすさの点ではマンションに劣ります。
一方でマンションは利便性の高さが最大のメリットです。しかし一戸建てと同じ購入価格だった場合、マンションでは駐車場代や修繕積立金など住宅ローン以外のコストがかかり、長い目で見ると一戸建てのほうが安いといえるでしょう。

住宅選びにあたってはお子さんが進学・独立した後も住みつづけるのか、それとも住み替えるのか、ご夫婦2人の生活に戻ったときの生活まで視野に入れた判断が重要です。今現在だけでなく将来のライフスタイル・家族構成も見据えて優先順位を決めると良いでしょう。
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