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[ニュース系]

2019年03月23日

健康保険組合の保険料、10年で10万円アップ

先週ヤフーニュースで表題のような記事を見かけました。

自営業者などは国民健康保険、
中小企業なら協会けんぽ、と同様に
健康保険組合というのは規模が大きい会社や、
業種ごとに組織されてその従業員や家族が加入している、
日本の医療制度を支える組織です。

その連合である健康保険組合連合会の発表によると
平成29年は加盟の1400組合のうち42%が赤字だったそうです。

原因は高齢者向け医療の慢性的な増加です。
表題の通り、保険料は上がっているのに
それでも赤字というのが問題の深さを表していると思います。

ただし、健康保険組合の一部では、
国民健康保険や協会けんぽよりも有利な給付があったりするので、
一概には言えませんが、
高齢者の増加による医療費は、どの健康保険でも
今後ますます増えていくことでしょう。
もしかしたら、今後抜本的な制度の改革なども
行われていくかもしれません。

このような記事を目にすると、
やっぱり自分で保険に入っておかなきゃと
思う方も多いし、
それを使ってあおる営業さんも多いと思います。

ただし、もし抜本的に制度が変わったりすることがあれば、
その制度に対応した、新しい保険が開発され、
特に入院の保険などは、今のものは旧タイプとなり
あまり意味のないものになる可能性もあります。

よって、今預貯金がなければ
もちろん入ることに検討の余地はありますが、
今預貯金あれば、その時に制度に合わせて考えればいいわけで、
また保険に入らずお金を貯めたり増やしていくことで、
やはり保険は不要で済む可能性はあるわけです。

だから将来の不安というのは、
お金を貯める理由にはなりますが、
保険に入る理由にはなりません。

そうでない人も多いと思いますが、
不安をあおられるとすぐ保険となる人も多いので、
今回この記事を元に書かせていただきました。

一番いいのは無駄な医療費の削減や予防などで、
この医療費の問題を解決できることです。
もしかしたら、最新のテクノロジーや治療などで、
解決できる日もくるかもしれません。



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