相続税について |
言わずもがな、相続税というのは亡くなった人の財産を、 相続するときの税金です。 しかし、世の中の大半の人が縁のない税金でもあります。 というのも、今相続税が課税される割合というのは、 4〜5%。100人に4,5人です。 一部の資産家にかかる税金というのが現状なのです。 これをもっとたくさんの人から取りたいというのは、 数年前からずっと出ていた議論でした。 これが実行されることが濃厚なようです。 特に、預金や株、投資信託など金融資産をそれなりに持ってる家庭は、 注意してください!!! 「それなり」っていくらくらいというのを考えていきましょう。 今まで 5000万円+(1000万円×法定相続人の数) というのが、ここまで持ってても税金がかからない金額(非課税枠)でした。 例をあげれば、 法定相続人の人数が1人=6000万円、2人=7000万円、3人=8000万円という具合でした。 税制改正後は 3000万円+(600万円×法定相続人の数) になります。 法定相続人の人数が1人=3600万円、2人=4200万円、3人=4800万円です。 結構な差ですよね?? ちなみに、 法定相続人が1人で(配偶者以外)で、相続財産が相続評価で5000万円の人は、 今まで税金かからなったのに、 今回の改正が認められれば、140万円も税金がとられることになります!! (とてもざっくりした計算ですが・・・) 馬鹿にならない金額ですよね? でも多くの人は対策でなんとかなる可能性もあります。 相続はより身近なものになると思われるので、 他人ごとだと思わずに、ぜひこれからも読んでくださいね!! |