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先進医療について
今回は「先進医療」についてです。


よく某保険会社のCMで、

がんの「先進医療で」約300万円くらいかかります。

だから保険で備えておきましょう、というような内容のものを

みかけます。

だから聞いたことあると言う人は多いかと思います。


では「先進医療」の説明をしますと、

ここで言う「先進医療」とは、すべての先進的な治療のことではなく、

実際には厚生労働省が定めた99種類の「先進医療」(5月時点)のことです。

また、医療機関が限られており、

厚生労働省が認めた医療機関以外で「先進医療」と同じ治療を受けても、

この保険(特約)の対象にはなりませんので注意が必要です。


しかもCMで言われているように300万円程度など高額になるものはごく一部であり、

例えばよくCMで出てくるがんの治療法の、

重粒子線治療は年間実施数が779件、

陽子線治療821件

となっています。

※両方とも平成20年7月1日〜平成21年6月30日までの1年間

 出典:厚生労働省平成21年度実施報告より


否定的なニュアンスで書いてはありますが、

決して否定しているわけではなく、

保険料は一般的には月100円程度です。

しかしこれ単品であるわけではなく、

医療保険やがん保険に入らなければなりません。

医療保険やがん保険に入るのであれば検討の余地があると私は思っています。


「先進医療」は5月時点で99種類ですが、

これはずっとこの種類だけというわけではなく。

「先進医療」から健康保険が適用される普通の医療になることもありますし、

また新しく生まれた治療法が「先進医療」に定められることもあります。

最近の報道では、新しい抗がん剤を「先進医療」にまず認定し、

効果を確認して保険適用にするなど、

適用が拡大できそうな情報もあります。


もしこのように使い勝手がよくなれば将来保険料が高くなることも考えられますし、

今は検討の余地があるのかな、と思います。(あくまで私見です。)

ただ、CMで大きく言っているほど、

過度に期待ができるものではない、ということだけ認識していただければと思います。

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