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リバランスの必要性について
Q.
会社の退職金制度確定拠出年金があります。
私は投資信託で運用しています。
セミナーを聞き、そこで紹介された配分で分散投資を実践していますが、
その後は何もぜすに放っておいていいものですか?


A.
分散投資を実践しているということで、
それはリスク管理の点で非常に大事なことです。
よりリスクをコントロールするために、
「リバランス」を行うことをお勧めします。

「リバランス」とは、当初に決めた資産配分を守るために、
バランスが崩れていく資産を元のバランスに修正することです。

例えば、もともと株式50%、債券50%の配分をしていたとしても、
相場が変動し、株価が上がって、債券価格が下がった時には
比率は株式60%、債券40%などに変わってしまいます。
これを元に戻す作業がリバランスです。

これは結果として、「値上がりしたものを売り、相対的に安くなったものを買う」という作業になり、2つの商品の値上がりを、
着実にトータル資産の増加に結びつけることができます。

では、このリバランスをいつ行った方がいいかということについては、
住信アセットマネジメントによると、
一番リスク・リターンが改善されるのは3年毎にリバランスを行うこと、
次は5年毎、毎年の順でした。
これはあくまで過去の一点を見た場合であり、
必ずそうなるものではありませんが、一つ言えることは、
頻繁に行う必要はなく、1年〜5年に1回行えばいいということです。
参考にしていただければと思います。

リバランスの他には、受取時期(確定拠出年金の場合は60歳以降)が
近づいてきたら、運用状況にもよりますが、
よりリスクを絞った運用に配分を変更した方がよろしいかと思います。
これは万が一リーマンショックの時のような相場の変動があったとき、
若い人であれば挽回できる時間はたくさんありますが、
受取時期が近くなれば、時間は少なくなるためです。

よって、定期的にリバランスを行うことと、
受取時期(確定拠出年金の場合は60歳以降)が近づいてきたら
リスクを絞る配分に変更することを検討すること、
この2つを意識していただければと思います。

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