木を見て森を見ず |
税制だったり市況だったり、 本質的には関係ないはずですが、 でもそういったことが何かを始めるきっかけになりがちです。 住宅購入でいえば「消費税増税」や「住宅ローン控除」、 資産運用でいえば「NISA」など、 税制や市況によって人々が住宅購入を考えたり、資産運用を始めたりする 動機になることはよくあります。 動機であればいいのですが、 それ自体、その制度を利用すること自体が 目的になってしまうということをよく耳にします。 どっちが得かということは大事なことですが、 今それを始めて大丈夫かを考える方が大切です。 家を買うとか資産運用を始めるということは、 ライフプラン上大きな影響があるものです。 よって、ライフプラン(ライフスタイル)全体を考える必要があると考えます。 下の図のように、それぞれ直接的には関係なくても、 「家庭のお金」という大きなくくりでは出所は同じであり、 結局はどこにどう配分するか、ということになります。 ![]() NISAや消費税増税は「枝」の部分です。 大事な要素ではありますが、全体から見ればごく一部です。 同じ年収であっても、どのようなスタイルを望むかによって、 住宅の購入金額や運用できる金額は異なります。 よく不動産売買の現場では年収(ローン借入可能額)からしか、 住宅の予算は考えてくれません。 でもそれぞれの家庭で望むライフスタイルは違いますから、 年収だけで判断できるものではありません。 資産運用も保険も同様です。 だから、ライフプラン全体で考える必要があるわけです。 ただしご自身だけで感がるには、範囲が広く、大変難しい問題です。 そのお手伝いのために、私のようなFPがおりますので、 お気軽にご利用ください。 ライフプランシミュレーションを作成し、そのうえでベストな手段を選択するお手伝いをいたします。 |