税金はかからずとも遺産分割対策は必要です! |
相続「税」の話ではなく、 相続、主に遺産分割の話です。 当然のことですが、誰しも生まれたからには、死を迎えます。 当然のことですが、そんなことはだれも考えたくない。 死後のことを現実的に考えるのは嫌な人が多いようです。 私は最後の義務として、死後の財産のことなど書き遺すべきだと思います。 公正証書遺言など仰々しいものではなく、 最近流行したと言われている市販の遺言キットや、 エンディングノートなどでもいいと思います。 そして、その内容を口に出しておく、ということも大切だと思います。 そういった準備がないとどうなるか。 @どんな財産があるかわからなくて、遺族が苦労します。 Aもしかしたら、遺産相続でもめて、兄弟バラバラになるかもしれません。 @は、ほんとにそうなんです。 親の預金口座がどこにどれくらいあるかを100%把握してる人は少ないと思います。 だからいちいち確認したり、とても大変です。 それを書き遺しておいてくれたらどんなに楽なことか。 Aは、仕事柄よく聞く話ですが、実際の割合はわかりません。 でも、可能性を増やしてしまうことは間違いありません。 とくに財産のほとんどが不動産、家とその土地しかない場合、 もめる場合も増えてきているようです。 たとえば同居の長男が土地と家を相続して、二男が何もない。 二男が不満に思う→もめる。 なんてことになりがちです。 転ばぬ先の杖ではありませんが、 何事もないように最善を尽くす。 これが一番大事です。 そういった喚起ができるような行動を、 私も心がけていきたいものです。 子から親へいうのは難しいから、 第三者の立場で指導していけたらと思います。 |