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がんは入院が減り通院が増加。その備えは?
2012年11月14日日経新聞の朝刊で、

「がん保険通院にシフト」という記事がありましたので、

そのことについて書いていきたいと思います。


この記事の内容を要約しますと、

かつては入院治療ののち通院治療というのが多かったが、

今は入院日数も短縮化されているし、入院もせずに通院治療になる

ことも増えている。

だからがん保険も変化して、

入院重視ではなく、一時金や通院給付金を前面に出すものが増えていますよ、

ということです。


確かにデータで見ても、

厚生労働省の患者調査によると、

平成11年度の調査では

がん(悪性新生物)の推計入院患者数13.68万人に対し、

推計外来(通院 )患者数が11.99万人ですが、

平成20年度の調査では、

がん(悪性新生物)の推計入院患者数14.14万人(4600人増)に対し、

推計外来(通院 )患者数が15.64万人(3万6500人増)となっています。

平成11年の段階では入院患者数の方がやや多かったですが、

9年間で外来患者数が大幅に増加し、入院患者数を逆転しています。

データが見当たらなかったので少し古いですが、

おそらくこの傾向は進んでいるものとみられます。


昔がん保険に入って入りっぱなしになっている人は、

見直しの余地があるかもしれません。(診断給付金が多い場合は別)


がん保険を冷静に考えるためには、

そもそも罹患率がどのくらいか、費用はどのくらいがかかるか、

などいろんな角度から考える必要があります。


たとえば

2人に1人ががんになる時代と言われますが、

それは生涯で考えた場合であって、

男性が50歳までにがんに罹患する確率は約2%(100人に2人)

60歳までだと確率は約7%(100人に7人)です。(2005年最新がん統計より)


費用に関しても、

がん治療全般にかかる費用は総額いくらぐらいかという質問に対して、

36.3%が50万円程度という回答でした。


かつて言われるがままに保険に入っている人は

見直しの余地がある可能性が高いですし、

また、2人に1人ががんになるということは、

2人に1人はがんにならないということで、

がん保険はがんにかからなければ受け取れないので、

無駄になる可能性も高いということです。


対処策はいろいろと考えられますが、

内容を覚えていないという人も多いかと思います。

こういった機会に、

少なくともがん保険や入院の保険は見直していった方が


よろしいかと思います。

何かお手伝いできることがありましたらお声かけください。

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