共働き家庭のマイホーム購入の考え方 |
現在共働きフルタイムで ずっとそうしていこうと考えています。 結婚して数年が経ち、家が欲しくなりました。 家にこだわって注文住宅を作りたい、 と考えました。 予算は同じ会社の人の意見を参考に考えました。 建物に予算をかけたいので、 それをもとに考えると、 それぞれの会社まで電車で1時間くらい、 駅からバス5分(徒歩20数分)の土地が該当し、 気に入る土地も決まりました。 これから子どもも欲しいと考えています。 さて、この決め方で問題ないのでしょうか。 もちろん家の予算は少ないに越したことはありません。 ただ、ずっと共働きでいこうと思った場合は、 予算を大きく上げてでも 働きやすい環境、要するに職場に近い物件を 選んだ方がよいと考えます。 数字で考えましょう。 例えばフルタイムで働けば、 今後年収手取りで平均400万円くらい維持できるとします。 それがパートで頑張って手取り年収150万円くらいに 変わるとなった場合、 それが25年続けば、 400万円×20年=8000万円 150万円×20年=3000万円 5000万円の差になります。 退職金や年金まで考えればもっと差は広がります。 たとえ3000万円予算を上げても 2000万円余剰が出る計算です。 最近は見ることは少なくなりましたが、 2人の年収で計算すると危険なので、 片方の年収の範囲で買える物件を選ぶべき、 という意見があります。 時代に即していない考え方だな、と思いますが、 理屈で反論しましょう。 なぜ片方の年収で考えなければならないかの理屈は 病気等で働けなるから、ということがあるでしょう。 これは保険でリスク回避をしておけばよいと考えます。 たとえこの保険に月5000円払っても、 5000円×12か月×25年=150万円のコスト なので、上記の余剰から考えれば全く問題ないでしょう。 そもそもシングルインカムになって、 働いている方が働けなくなったら それはもっと大変だと思うので、 その不安を感じるなら、家は買うべきではないと考えます。 また、やはり子育てしながら働くのは大変だった場合。 それは否定できませんが、 買う時にしっかり話し合い、覚悟を決めて、 なるべく子育てしやすいように職場の近くを選ぶ、 これで確率は大きく下げられると考えます。 認可保育園に入れないのであれば、 たとえば月15万円かかる施設だとしても、 1歳から6歳の6年間であれば、 月15万円×12か月×6年=1080万円なので、 それでもまだ余剰はあります。 と、いうことで、経済的に考えれば、 共働きの場合、予算を上げてでも、働きやすい環境を作る、 これが重要だと私は考えます。 じゃあどこまで大丈夫か、 については、ライフプランシミュレーションで 考えるようにしましょう!! |