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確定拠出年金を知っていますか?C
前回からの引き続きで確定拠出年金のことを書いていきます。
今までの記載した内容を超簡単にまとめると、
・会社で入る企業型と個人で入る個人型の2つの種類の確定拠出年金がある
・確定拠出年金に入れたお金は原則的には60歳まで引き出せなくなる
・でも税制メリットは大きい
・実際確定拠出年金に入れたお金は、預金や保険、投資信託の中から
 自分で選んで運用する。
・運用するといっても預金や保険など原則元本が確保されるものもある

ということでした。

今回は実際にこの確定拠出年金を始めるにあたっての話です。
確定拠出年金は運営管理機関というどこかの金融機関(銀行、証券、保険会社)を通して行います。
その金融機関によって、扱う商品ラインナップや手数料が変わってくるということに
注意が必要です。

企業型の場合は自分で選ぶ余地はなく、企業で選んだ運営管理機関となります。
でも一般的には手数料は会社が負担してくれることが多いので、
その点はお得な点です。

個人型の場合は自分で選ぶことができます。
この金融機関選びが大切です。

ポイントは手数料と商品ラインナップになります。
商品ラインナップに関しては、
預金や保険なら利率がいいもの、投資信託なら成績がいいもの、がある
ということになりますが、
それは今の成績であって将来を保証するものではありません。
だから最大のポイントは手数料が安いもの、となると思います。
(特に預金や保険の利率はどんぐりの背比べですし)

手数料は大別して、
@管理系の手数料
A投資信託の信託報酬等(投資信託を購入する場合)
の2つになります。

管理系の手数料は、
「確定拠出年金 手数料」で検索していただければ、
いろんなサイトで書いてくれています。
その通りでネット系の証券会社などが安いです。
商品ラインナップも悪いものではありませんから、
単純に管理系の手数料で選択するのもありです。

投資をする場合ですが、(私は投資に回すべきと思っていますが)
投資信託の信託報酬もチェックポイントです。
信託報酬というのは、年率で表示されていて、
それを日割りして毎日その自分が預けている投資信託から、
差し引かれているものです。
この信託報酬を差し引いた後のものを時価で表示しているので、
気にしなければ気づかないものですが、
でも着実に差し引かれています。
だからこれも投資の成果に影響を及ぼします。

2014年現在の今のところの情報ですが、
管理系の手数料が高いところは、
比較的にこの信託報酬が高いものが多いのが現実です。
一部大手証券会社は、管理系手数料は多少高くても、
信託報酬が安いものが多いところもあります。

そして、信託報酬というのは、預けているお金に対するパーセンテージなので、
残高に比例する、ということになります。

だから、私の以前の計算では、60歳になるまでの期間で、
4〜500万円以上の残高になる期間が多い人は、
管理系手数料ではなく信託報酬が安い方を選んだ方がよい可能性が高い、
ということがありました。
これは、個人個人の積立金額や方法によるので、しっかりと計算した方がよいですが、
情報があふれている管理系コストだけをみるのだけでは不十分ということが言えます。

具体名はここで挙げると面倒なことがあるかもしれないので
詳細は私に問い合わせをいただければと思います。

とにかく、2つのコスト、
@管理系のコスト
A運用系のコスト
この2つを考えて運営管理機関(金融機関)選びをしていただければと思います。

次回確定拠出年金だけの話しに限定せず、
(今年の最後のコラムとなりますので)
これからの運用に関する話、考え方などを書いていきたいと思います。



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